forの考え方
for文を使わずにループを作成してみることで理解を深めましょう
自然と理解できるまで、頑張って覚えましょうね。
分解して考えましょう
forの構文は普段の生活では馴染みが薄いので、とっつきにくい感覚がありますよね。今回は、変数の宣言、代入、if文を使って考えてみましょう。
goto文を使っていますが、サンプル用なので、多用はしないでください。
for文を使わないで作ったループ
コード
class Program
{
static void Main(string[] args)
{
// int型の変数iを0で初期化
int i = 0;
// ここまで戻るためのラベル指定
start:
Console.WriteLine("test");
// 変数iのインクリメント
i++;
// もし、i が5より小さければ、startラベルまでジャンプ
if (i < 5)
{
goto start;
}
// iが5以上なら終わる
Console.WriteLine("ループ終わり");
}
}
結果
test
test
test
test
test
for文を使ったループ
コード
class Program
{
static void Main(string[] args)
{
for (int i = 0; i < 5; i++)
{
Console.WriteLine("test");
}
}
}
結果
test
test
test
test
test
結果が同じなります。
結果から学びましょう
int i = 0;
i < 5;
i++;
この3つのステートメントを見てください。
上記2つのコードにありますよね。
for文のカッコ内をもう一度じっくり確認して、しっかり仕組みを考えてみましょう。
ループ変数を表示してみましょう
Console.WriteLine("test");
この部分を次のように変えてみましょう。
Console.WriteLine(i);
どうなりましたか?
0
1
2
3
4
そうですね。変数iの値が順番に表示されます。5回繰り返すのですが、初期値が0なので、0から始まって4までの5つになります。
カウントアップなので、1から始めたいなーと思われるかもしれませんが、プログラム言語の場合、0から数える方が便利な仕組みが多いので、このパターンで覚えておくといいと思います。
ちなみに配列、リストなどは0を基準にする例になります。
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