Visual Studioの基本スニペット活用ガイド

Visual Studioのスニペットは、よく使用するコードブロックを簡単に挿入するためのテンプレートです。例えば、propと入力してタブキーを2回押すと、自動プロパティが生成されます。スニペットを利用することで、コーディングの効率が向上し、一貫したコードスタイルを保つことができます。これにより、タイピングの手間を省き、エラーレスなコーディングが実現します。

スニペットの利用方法

Visual Studioのスニペット機能は、よく使用するコードブロックを簡単に挿入できる便利なツールです。以下に、基本的なスニペットとその利用方法をまとめます。

  1. キーワードによる挿入:(基本はこちらでいいです)
    • キーワードを入力し、Tab キーを2回押す。
    • 例: prop と入力し Tab キーを2回押す。
  2. コードスニペットの挿入:
    • 右クリックして「スニペットの挿入」を選択、または Ctrl + KX を使用。
    • ポップアップメニューからスニペットを選択。

基本的なスニペット一覧

コンソールへの表示 (Console.WriteLine):

cw[tab][tab]

生成されるコード:

Console.WriteLine();

プロパティ (prop):

prop[tab][tab]

生成されるコード:

public int MyProperty { get; set; }

フィールド (field):

field[tab][tab]

生成されるコード:

private int myField;

コンストラクタ (ctor):

ctor[tab][tab]

生成されるコード:

public MyClass()
{
}

インデクサ (indexer):

indexer[tab][tab]

生成されるコード:

public string this[int index]
{
    get { return array[index]; }
    set { array[index] = value; }
}

メインメソッド (sim):

sim[tab][tab]

生成されるコード:

static int Main(string[] args)
{
            
    return 0;
}

forループ (for):

for[tab][tab]

生成されるコード:

for (int i = 0; i < length; i++)
{
}

foreachループ (foreach):

foreach[tab][tab]

生成されるコード:

foreach (var item in collection)
{
}

if文 (if):

if[tab][tab]

生成されるコード:

if (true)
{
}

try-catch文 (try):

try[tab][tab]

生成されるコード:

try
{
}
catch (Exception ex)
{
    throw;
}

C#,VisualStudio

Posted by hidepon