BASIC言語の IF 文の基本構文
目次
1. 単一行(シングルライン)の IF 文
IF 条件 THEN 実行する処理
条件が真(True)の場合だけ THEN の後の処理が実行されます。
例
IF X > 10 THEN PRINT "Xは10より大きい"
2. ELSE を使う
一部の BASIC では ELSE を使って、条件が偽(False)のときの処理を指定できます。
IF 条件 THEN 処理1 ELSE 処理2
例
IF X > 10 THEN PRINT "大きい" ELSE PRINT "小さいか等しい"
3. 複数行(マルチライン)の IF 文
古いBASIC(GW-BASICやMSX-BASICなど)では、複数行の条件分岐は IF と GOTO を組み合わせて書くのが一般的でした。
例
10 INPUT X
20 IF X > 10 THEN GOTO 50
30 PRINT "Xは10以下です"
40 GOTO 60
50 PRINT "Xは10より大きいです"
60 END
4. END IF を使う構造化BASIC
後期の構造化BASIC(QBASICやVBAなど)では、IF ~ THEN ~ ELSE ~ END IF を使って複数行を分岐できます。
例
IF X > 10 THEN
PRINT "Xは10より大きい"
ELSE
PRINT "Xは10以下"
END IF
まとめ
構文 | 特徴 |
---|---|
IF … THEN … | 条件が真のときだけ処理する |
IF … THEN … ELSE … | 偽のときも別の処理ができる |
IF … THEN GOTO … | 古典的なBASICの分岐方法 |
IF … THEN … ELSE … END IF | 構造化BASICで複数行を分岐できる |
訪問数 5 回, 今日の訪問数 1回
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません