transform.rightとVector3.upの違い
目次
transform.(方向)の考え方
transform軸:Transformのローカル軸です
ローカル軸は、オブジェクトの傾きに影響されます
例えば、オブジェクトのx軸を傾けると、ローカル軸も傾きます
オブジェクト自身からの見え方だと考えればいいでしょう
transform.right = rotation * Vector3.right
ワールド空間のローカル(transform)x軸 ・・・赤軸
transform.up = rotation * Vector3.up
ワールド空間のローカル(transform)y軸 ・・・緑軸
transform.forward = rotation * Vector3.forward
ワールド空間のローカル(transform)z軸 ・・・青軸
Vector3.(方向)の考え方
Vector3定数はワールド軸です
ワールド座標は、オブジェクト自身の傾きに影響を受けない軸になります
東西南北といったコンパスの情報と言えばわかりやすいでしょう
オブジェクト自身がどのように傾いていても影響がありませんね
Vector3.right = Vector3(1, 0, 0)
ワールド空間のワールドX軸 ・・・赤軸
Vector3.up = Vector3(0, 1, 0)
ワールド空間のワールドY軸 ・・・緑軸
Vector3.forward = Vector3(0, 0, 1)
ワールド空間のワールドZ軸 ・・・青軸
transformとVectorの違い
※ローカル(transform)軸は、rotationとワールド軸の積です。
(Quaternionとベクトルの積は、ベクトルを回転させます)
※transform軸に方向ベクトルを代入すると、transform軸がその方向を向きます。
方向ベクトルは向きだけが意味を持つため、大きさは無視されます。
(方向ベクトルは単位ベクトルとしてtransform軸に代入されます)
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