【Unity 6】Audio Sourceの「Audio Generator」って何?昔の「AudioClip」「Audio Resource」との違い
はじめに
Unity 6の新しいバージョンでAudio Sourceコンポーネントを追加すると、効果音を入れる欄の名前が「Audio Generator」になっています。

古い教材や参考書では、この欄は「AudioClip」や「Audio Resource」と書かれています。本と画面の表示が違うので、「別の欄を探さないといけないのかな?」と戸惑った人もいると思います。
結論から言うと、3つとも同じ欄です。音声ファイルをドラッグ&ドロップする操作も、今までとまったく同じで大丈夫です。
名前の移り変わり
| Unityのバージョン | インスペクターでの表示名 |
|---|---|
| Unity 2023.1 以前(Unity 2022 など) | AudioClip |
| Unity 2023.2 〜 Unity 6.2 頃 | Audio Resource |
| Unity 6.4 頃 〜 現在 | Audio Generator |
なぜ名前が変わったの?
もともとこの欄には、1つの音声ファイル(AudioClip)しか入れられませんでした。
Unity 2023.2でAudio Random Containerという機能が追加されます。複数の音をランダムに鳴らす機能で、足音を毎回少しずつ変えたいときなどに便利です。このコンテナも同じ欄に入れられるようになったので、欄の名前が「Clip」から、もっと広い意味の「Resource」に変わりました。
さらに最近のUnity 6では、スクリプトで音を生成する仕組みが追加されています。これに合わせて「音を生み出すもの=Generator」という呼び方に変わりました。
欄に入れられるものが増えるたびに、名前もそれに合わせて広い意味になってきた、と考えるとわかりやすいです。
設定のしかたは今までと同じ
- Projectウィンドウに音声ファイル(.wav / .mp3 / .ogg など)をドラッグしてインポートする
- 音を鳴らしたいGameObjectにAudio Sourceコンポーネントを追加する
- Audio Generatorの欄に音声ファイルをドラッグ&ドロップする
- 効果音のように、決まったタイミングで鳴らしたいときはPlay On Awakeのチェックを外す
スクリプトは書き換えなくてOK
変わったのはインスペクターの表示名だけです。スクリプトで使うクラス名やプロパティ名はそのままなので、これまでのコードはそのまま動きます。
using UnityEngine;
public class CarSound : MonoBehaviour
{
AudioSource audioSource;
void Start()
{
audioSource = GetComponent<AudioSource>();
}
// 車の効果音を鳴らす
public void PlayCarSE()
{
audioSource.Play();
}
}
スクリプトから鳴らす音を差し替えたいときも、これまでどおりclipが使えます。
public AudioClip hornClip;
void ChangeSound()
{
audioSource.clip = hornClip; // 従来どおりの書き方
audioSource.Play();
}
Audio Random Containerなども入れたい場合は、resourceプロパティを使います。型はAudioResourceで、using UnityEngine.Audio;が必要です。
using UnityEngine;
using UnityEngine.Audio;
public class RandomSound : MonoBehaviour
{
public AudioResource footsteps; // AudioClip も Audio Random Container も入る
void PlayFootsteps()
{
AudioSource audioSource = GetComponent<AudioSource>();
audioSource.resource = footsteps;
audioSource.Play();
}
}
まとめ
- 「AudioClip」「Audio Resource」「Audio Generator」は、どれもAudio Sourceの同じ欄です
- 名前が変わったのは、入れられるものの種類が増えたためです
- ドラッグ&ドロップで設定する方法も、
clipやPlay()を使うスクリプトも、今までどおり使えます
古い教材で「AudioClipの欄に〜」と書かれていたら、「Audio Generatorの欄のことだな」と読み替えてください。









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