【Unity】Debugクラスについて
Unityでよく使われるデバッグメソッドにはいくつかあります。これらはデバッグ時に役立つ情報をログに出力したり、ゲームの動作中に特定の条件が満たされたかをチェックするのに便利です。以下は、Unityでよく使用されるデバッグメソッドのサンプルです。
Debug.Log
基本的なログメッセージをコンソールに出力します。プログラムの実行状態や変数の値を確認したい場合に使います。
Debug.Log("これはデバッグメッセージです");
Debug.LogWarning
警告メッセージをコンソールに出力します。注意が必要な状態や、問題が起きそうな箇所を示したい場合に使用します。
Debug.LogWarning("これは警告メッセージです");
Debug.LogError
エラーメッセージをコンソールに出力します。エラーが発生した場合や、実行を続けることができない重大な問題を示したい場合に使用します。
Debug.LogError("これはエラーメッセージです");
Debug.Assert
条件がtrue
でない場合にメッセージをコンソールに出力します。プログラムが特定の条件を満たしているかを確認するのに使用します。Unity 2017.2以降で利用可能です。
Debug.Assert(1 == 2, "1は2と等しくありません");
Debug.DrawRay
ゲームの実行中にシーンビューにレイを描画します。視覚的にデバッグ情報を確認したい場合に使います。このメソッドはゲームのパフォーマンスに影響を与えないため、デバッグ時のみに使うことが推奨されます。
Debug.DrawRay(transform.position, Vector3.forward * 10, Color.red);
Debug.Break
エディタの実行を一時停止します。特定の条件でプログラムの実行を停止し、その時点での状態を確認したい場合に使用します。
Debug.Break();
これらのメソッドは、Unityでの開発中に非常に役立ちます。プログラムの挙動を理解し、バグの特定やパフォーマンスの分析に使用できます。
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