コードの最適化(リファクタリング)
VisualStudioでは、コードメトリックス計算というソフトウェアの信頼性、保守性を測定するツールが用意されています。
コードメトリックス値の目安としては、
メトリックス | 意味 | 目安 | 対応 |
---|---|---|---|
保守容易性のインデックス | コードの相対的な保守容易性 | 20 〜 100 : 緑色の評価 (保守性が優れている) 10 〜 19 : 黄色の評価(コードが適度に保守可能。注意) 0 〜 9 : 赤色の評価(保守性が低い) | |
サイクロマティック複雑度 | コードの複雑性 if文やswith文等の複雑さ | 1〜10:シンプルで理解しやすく、テストも簡単 10〜20:複雑だけどまだ理解しやすい。テストは難しくなる 20〜:多数の潜在的な処理経路があり、完全に理解してテストするには大きな困難と努力がいる 50〜:確実に保守できない 75〜 : いかなる変更も誤修正となる | メソッドの分割 途中、returunで戻せるか検討 ポリモーフィズムを使う 分岐の簡素化 |
継承の深さ | ルートまでのクラス定義の数 | 〜4: 浅いほど良い。 10〜 : 継承が深すぎる。 ただし、Formアプリでは深くなる傾向がある | |
クラス結合 | クラス間の結合の強さ | 20〜 : 注意 30〜 : 警戒 40〜 : レッドゾーン(の可能性が高い) | |
コード行 | 中間言語に基づいた行数 | 〜20 : 少ない程よい。見通せる程度。 〜100 : 大きなプログラムでの許容範囲 | メソッドの分割 |
コードメトリックス計算の実行方法
リファクタリングとは
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