【C#】入れ子if文のシンプルな例:成績判定プログラム
具体例として、学校の成績に基づいて「合格」か「不合格」を判定するプログラムを示します。
次の仕様を元にコーディングすることを考えてみます
作るアプリ
成績判定プログラムの仕様(GradeChecker)
概要
このプログラムは、学生の成績(得点)に基づいて「合格」または「不合格」を判定し、さらに優秀な成績を持つ学生には特別なメッセージを表示します。
入力
- 固定の整数値
score
(例: 75)
処理
- 成績 (
score
) が60以上かをチェックします。 - 60以上の場合:
- さらに、成績が90以上かをチェックします。
- 90以上の場合、「優秀です!」と表示します。
- 90未満の場合、「合格です。」と表示します。
- 60未満の場合、「不合格です。」と表示します。
出力
- 成績に応じた以下のメッセージのいずれかを表示します。
- 「優秀です!」
- 「合格です。」
- 「不合格です。」
サンプル
int score = 75;
if (score >= 60)
{
if (score >= 90)
{
Console.WriteLine("優秀です!");
}
else
{
Console.WriteLine("合格です。");
}
}
else
{
Console.WriteLine("不合格です。");
}
このプログラムの説明:
score
という整数変数に成績を代入します。- 最初の
if
文でscore
が60以上かどうかをチェックします。 - もし
score
が60以上であれば、次のif
文でscore
が90以上かどうかをチェックします。 score
が90以上であれば、「優秀です!」と表示します。- そうでなければ、「合格です。」と表示します。
- 最初の
if
文でscore
が60未満の場合、「不合格です。」と表示します。
このように、短くてシンプルな入れ子のif文の例で、成績に基づいた判定を行っています。
別解答
入れ子を無しで
int score = 75;
if (score >= 90)
{
Console.WriteLine("優秀です!");
}
else if (score >= 60)
{
Console.WriteLine("合格です。");
}
else
{
Console.WriteLine("不合格です。");
}
論理演算子を使用
int score = 75;
if (score >= 90)
{
Console.WriteLine("優秀です!");
}
else if (60 <= score && score < 90)
{
Console.WriteLine("合格です。");
}
else
{
Console.WriteLine("不合格です。");
}
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