はじめての if 文:『もし〜なら』でプログラムを分けよう!

プログラミングを初めて学ぶ方向けに、C# の if 文 について、わかりやすく解説します。


1. if 文って何?

if 文は、「もし〜なら」 という条件を使ってプログラムの流れを分ける命令です。

普段の会話でも使いますよね?

例えば

もし雨が降ったら、傘を持って行こう。

これをプログラムで書くのが if 文です。


2. if 文の基本形

C# ではこう書きます:

if (条件)
{
    // 条件が「正しい(true)」時に行う処理
}
  • 条件 は「〜なら」という意味です。
  • { } の中に、条件が当てはまった時の命令を書きます。

3. 具体例

例1:プレイヤーのHPが0以下ならゲームオーバー

int hp = 0;

if (hp <= 0)
{
    Console.WriteLine("ゲームオーバー!");
}

解説:

  • hp <= 0 は「もし HP が 0 以下なら」という意味。
  • この条件が正しいときだけ { } の中が実行されます。

4. else と組み合わせる

「もし〜なら、そうでなければ〜」も書けます。

int hp = 10;

if (hp <= 0)
{
    Console.WriteLine("ゲームオーバー!");
}
else
{
    Console.WriteLine("まだ戦える!");
}

5. 条件の書き方いろいろ

条件には比較演算子を使います:

比較演算子意味
==等しいif (hp == 0)
!=等しくないif (hp != 0)
<より小さいif (hp < 10)
>より大きいif (hp > 10)
<=以下if (hp <= 0)
>=以上if (hp >= 1)

6. よくある間違い

  • =(代入)と ==(比較)は違う!
    • = は変数に値を入れる。
    • == は「等しいかどうか」を比べる。
// 正しい
if (hp == 0)

// 間違い
if (hp = 0) // これはエラーになります

7. 練習問題

最後に簡単な練習です!

ユーザーの年齢を入力して、20歳以上なら「大人です」と表示する if 文を考えてみましょう。

Console.Write("年齢を入力してください: ");
int age = int.Parse(Console.ReadLine());

if (age >= 20)
{
    Console.WriteLine("大人です");
}
else
{
    Console.WriteLine("未成年です");
}

まとめ

  • if は「もし〜なら」を表す。
  • else は「そうでなければ」。
  • 条件が正しいときだけ { } の中が実行される。

これが if 文の基本です!

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C#

Posted by hidepon