はじめての配列：データをまとめて扱おう！

2025年7月3日

1. 配列の基本解説
2. 📌 配列と繰り返し処理の組み合わせTips

配列の基本解説

1. 配列って何？

配列とは、同じ種類のデータをまとめて管理できる箱 のことです。

例：

プレイヤーのスコアをまとめて保存する
複数の名前を一度に管理する
1月〜12月の売上データを並べる

2. 配列のイメージ

1つの変数だけだと → 1個のデータしか入らない

配列を使うと → データを順番に並べて保存できる

int score1 = 80;
int score2 = 90;
int score3 = 70;

よりも

int[] scores = { 80, 90, 70 };

のほうがスマート！

3. 配列の宣言と初期化

✔ 宣言してすぐに値を入れる

int[] scores = { 80, 90, 70 };

✔ 宣言だけして後で入れる

int[] scores = new int[3]; // 長さ3の配列を作る
scores[0] = 80;
scores[1] = 90;
scores[2] = 70;

4. 配列の番号（インデックス）に注意！

配列の番号（インデックス）は 0から始まる
scores[0] は1つ目、scores[1] は2つ目

5. 配列の中身を取り出す

Console.WriteLine(scores[0]); // 80
Console.WriteLine(scores[1]); // 90
Console.WriteLine(scores[2]); // 70

6. 配列 × 繰り返し処理（最強コンビ！）

配列の要素を全部取り出すときは for や foreach が便利です。

✔ for 文で

for (int i = 0; i < scores.Length; i++)
{
    Console.WriteLine($"scores[{i}] = {scores[i]}");
}

scores.Length は配列の要素数を自動で教えてくれるので便利！

✔ foreach 文で

foreach (int score in scores)
{
    Console.WriteLine(score);
}

foreach は全部を順番に取り出すだけなら超シンプル。

7. よくある間違い

配列の範囲外にアクセスするとエラー！例：長さ3の配列で scores[3] は存在しない（0, 1, 2 まで）。

8. 練習問題

好きな果物を 3 つ配列に入れて、foreach で順番に表示してみよう。

string[] fruits = { "りんご", "みかん", "ぶどう" };

foreach (string fruit in fruits)
{
    Console.WriteLine(fruit);
}

9. まとめ

配列は同じ種類のデータをまとめて扱う。
番号（インデックス）は 0スタート！
for や foreach とセットで使うと便利。

📌 配列と繰り返し処理の組み合わせTips

string[] fruits = { "りんご", "みかん", "ぶどう" };

// おすすめ：0スタートのfor文
for (int i = 0; i < fruits.Length; i++)
{
    Console.WriteLine($"{i}: {fruits[i]}");
}

// もっとシンプルに全要素を順番に処理するなら
foreach (string fruit in fruits)
{
    Console.WriteLine(fruit);
}