VisualStudio インテリセンスを日本語化

2022年12月22日

マイクロソフトは.Net6からインテリセンスのツールチップ(ヘルプのウィンドウ)のローカライズ(各国の言語)をしないことを表明しています

なので、保証はありませんが、.Net5のローカライズを使って.Net6でも日本語が表示できるようにしてみましょう

ローカライズ適用の様子

適用前

説明文が英語になっています

適用後

説明文が日本語になりました

ローカライズ方法

ローカライズデータの取得

ローカライズデータが提供されているページ

日本語を選択してダウンロードします

ダウンロードしたファイルを解凍(展開)します

ダインロードしたファイルはzip形式で圧縮されていますので、展開しておきます

ローカライズデータの適用

ダウンロードし、展開したデータから、次の3つのjaフォルダをPCのCドライブ各々にコピーします

SDK の種類Path
.NET 5 と .NET CoreMicrosoft.NETCore.App.Ref
Windows デスクトップMicrosoft.WindowsDesktop.App.Ref
.NET StandardNETStandard.Library.Ref

ダウンロードした様子をエクスプローラで確認

具体的には以下を参照ください

NET 5 と .NET Core

コピー元フォルダ(ダウンロードしたフォルダ)

キャプチャはMicrosoft.NETCore.App.Refの場合です
jaフォルダ自体をコピーしておきます(次のコピー先に貼り付けます)

Microsoft.NETCore.App.Ref¥ja

コピー先

PCのCドライブのフォルダ(.Net6.xx.yyバージョンの場合です。使っているバージョンに合わせてください)

キャプチャはMicrosoft.NETCore.App.Refの場合です

C:\Program Files\dotnet\packs\Microsoft.NETCore.App.Ref\6.x.yy\ref\net6.0

エクスプローラーの階層を確認すると次のようになります

Windows デスクトップ(キャプチャは省略)

コピー元フォルダ(ダウンロードしたフォルダ)

Microsoft.WindowsDesktop.App.Ref\ja

コピー先

C:\Program Files\dotnet\packs\Microsoft.WindowsDesktop.App.Ref\6.x.yy\ref\net6.0

.NET Standard(キャプチャは省略)

コピー元フォルダ(ダウンロードしたフォルダ)

NETStandard.Library.Ref\ja

コピー先

C:\Program Files\dotnet\packs\NETStandard.Library.Ref\2.1.0\ref\netstandard2.1

VisualStudioでの確認

VisualStudioが起動中の場合、一度終わらせて再起動します

参考

C#,便利機能

Posted by hidepon