GitHub Desktop の「フェッチ」とは?
目次
1. 基本の意味
- リモートリポジトリの最新状態を取得する操作
- まだ自分のローカルブランチには反映されない
- 「他の人が新しいコミットを追加しているか」を確認できる
2. フェッチとプルの違い
操作 | 何をするか | 自分のブランチへの影響 |
---|---|---|
Fetch (フェッチ) | リモートの最新情報を取得 | 自分の作業は変わらない |
Pull (プル) | Fetch + そのままマージ/リベース | 自分のブランチが更新される |
3. GitHub Desktop の画面での流れ
- 右上に「Fetch origin」ボタンがある
- フェッチ後、画面上部に状態が表示される
- Up to date→ 最新。何もする必要なし
- 3 commits behind→ リモートに新しい 3 コミットがある
- ahead(先行)→ 自分だけが持つコミットがある

4. フェッチ後に取るアクション
- 差分だけ確認したい場合→ History タブでコミット内容を確認
- 最新を反映したい場合→ 「Pull origin」をクリック
- 履歴をきれいに保ちたい場合→ Pull の設定を「Rebase」にして取り込むことも可能
5. チーム開発での活用タイミング
- 作業を始める前に Fetch → 更新があるか確認
- 自分の作業を push する前に Fetch → behind があれば Pull
- いきなり Pull せず、まず Fetch で状況を見てから判断するのが安全
まとめ
- Fetch = 状況確認
- Pull = 実際に取り込み
- チーム開発では「Fetch → 差分確認 → Pull」という流れが安心
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