オブジェクト指向 学習ロードマップ
このページは、C#で学ぶ「オブジェクト指向」の進行一覧です。
今どこにいるのか、次はどこへ向かうのか。全体像を確認しながら、順番に学習を進めましょう。
このロードマップのゴール
このシリーズでは、C#のクラスを使って、次のことができるようになることを目指します。
- データをまとめる
- 処理をまとめる
- 外から勝手に変更されないよう守る
- 必要な情報だけ公開する
ここまでできれば、継承やポリモーフィズムに進む前の「オブジェクト指向の土台」ができます。
学習を始める前の準備
このシリーズでは、練習用のプロジェクトを1つのソリューションにまとめて管理します。最初のプロジェクトを作るときに、ソリューションも一緒に作成します。
- Visual Studioを起動し、「新しいプロジェクトの作成」を選ぶ
- 「コンソール アプリ」を選ぶ
- プロジェクト名を
ClassPractice01にする - ソリューション名を
ExtraPracticeにする - 「作成」をクリックする
これで、ExtraPractice.sln の中に最初のプロジェクト ClassPractice01 が入った状態になります。
ClassPractice02以降は、ExtraPractice ソリューションを右クリックし、「追加」→「新しいプロジェクト」から、記事で指定された名前のコンソールアプリを追加してください。
ポイント:ソリューション名は ExtraPractice、練習ごとのプロジェクト名は ClassPractice01、ClassPractice02 のように分けます。
基礎編(クラスの土台を作る)
ここでは「クラスとは何か?」を体験し、データと処理をまとめる基本を学びます。
- Step 1|ClassPractice01 クラスを作ってみる
クラスは「1人分のデータをひとまとめにするもの」だと理解します。 - Step 2|ClassPractice02 メソッドを作る
クラスの中に、データだけでなく処理もまとめられることを学びます。 - Step 3|ClassPractice03 引数を持つメソッド
外から値を渡し、同じメソッドの動きを変える方法を学びます。 - Step 4|ClassPractice04 戻り値を持つメソッド
メソッドで処理した結果を、呼び出し元へ返す方法を学びます。 - Step 5|ClassPractice05 コンストラクタ
オブジェクトを作った瞬間から、正しい状態にする考え方を学びます。
番外編(補助)
- 番外Step|ClassPractice00 static を体験してみよう
オブジェクトを作らずに使う static の特徴を体験します。
設計編(安全な設計へ)
ここからは、データを「守る」ことと、必要な情報だけを安全に公開する設計を学びます。
- Step 6|ClassPractice06 private でデータを守る
フィールドを外から勝手に変更されないようにする方法を学びます。 - Step 7|ClassPractice07 getter で安全に公開する
守ったデータを、読み取り専用で外へ公開する方法を学びます。 - Step 8|ClassPractice08 HPが0未満にならないようにする
値に下限を設け、オブジェクトを不正な状態にしない設計を学びます。 - Step 9|ClassPractice09 最大値を導入する
値に上限を設け、扱える範囲をクラス自身に守らせます。 - Step 10|ClassPractice10 プロパティの導入
フィールドを守りながら、自然な書き方で値を公開する方法を学びます。 - Step 11|ClassPractice11 set で制御する
値を代入するときに検査し、不正な変更を防ぐ方法を学びます。 - Step 12|ClassPractice12 自動実装プロパティ
短い記述でプロパティを作り、コードを読みやすくする方法を学びます。 - Step 13|ClassPractice13 get public / set private にする
外からは読めるが、変更はクラス内だけに制限する設計を学びます。
総まとめ
Step 14|ここまでで学んだことを振り返る
データと処理を一体化し、正しい状態を保つ設計を整理します。
- データと処理を一体化する
- 正しい状態を保つ
- 外からの不正操作を防ぐ
- 必要な情報だけ公開する
これがオブジェクト指向の第一歩であり、継承へ進む前に身につけておきたい土台です。





