WindowsFormsアプリでランダムな数字を生成するサンプル
下記は、C# の Windows Forms アプリケーションでランダムな数字を生成するサンプルです。このアプリケーションは、ボタンをクリックすると、1 から 100 の間のランダムな数字が生成され、テキストボックスに表示されます
このサンプルを実行するには、新しい Windows Forms アプリケーションを作成し、Form1.cs
ファイルに下記のコードを貼り付けます。次に、ボタンとテキストボックスをフォームに配置します。最後に、ボタンの Click
イベントハンドラーに上記の button1_Click
メソッドを関連付けます。
サンプルのコード
using System;
using System.Drawing;
using System.Windows.Forms;
namespace RandomNumberGenerator
{
public partial class Form1 : Form
{
// フィールドとしてRandomオブジェクトを宣言
private Random random;
private Label label1;
private Button button1;
// Form の初期化
public Form1()
{
InitializeComponent();
// Randomオブジェクトを初期化
random = new Random();
// Labelをコードで生成
label1 = new Label
{
Location = new Point(100, 50),
Size = new Size(100, 20),
Name = "label1",
Text = "Number"
};
// Labelをフォームに追加
this.Controls.Add(label1);
// Buttonをコードで生成
button1 = new Button
{
Location = new Point(100, 100),
Size = new Size(75, 23),
Name = "button1",
Text = "Generate"
};
// Buttonのクリックイベントハンドラを追加
button1.Click += button1_Click;
// Buttonをフォームに追加
this.Controls.Add(button1);
}
// ボタンがクリックされた時の処理
private void button1_Click(object sender, EventArgs e)
{
// ランダムな数字を生成する
int randomNumber = random.Next(1, 101);
// 生成された数字をラベルに表示する
label1.Text = randomNumber.ToString();
}
}
}
Randomクラス
System.Random
クラスは、C# で乱数を生成するためのクラスです。このクラスは、様々な種類の乱数を生成するためのメソッドを提供します。例えば、以下のようなメソッドがあります。
Next()
: 0 以上int.MaxValue
未満の 32 ビット符号付き整数の乱数を生成します。Next(int maxValue)
: 0 以上maxValue
未満の 32 ビット符号付き整数の乱数を生成します。Next(int minValue, int maxValue)
:minValue
以上maxValue
未満の 32 ビット符号付き整数の乱数を生成します。NextDouble()
: 0.0 以上 1.0 未満の倍精度浮動小数点数の乱数を生成します。
例えば、以下のように Random
クラスのインスタンスを生成して、乱数を生成することができます。
Random random = new Random();
int randomNumber = random.Next(1, 101);
この例では、Random
クラスのインスタンスを生成して、Next
メソッドを呼び出して、1 以上 100 以下の乱数を生成しています。
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