【Unity】Query-Chan-SDのオブジェクト構成
アセットストアで無料公開されている3Dモデルのクエリーちゃんの構成についてみていきましょう
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プレファブの構成
このスクリーンショットは、Unityのエディタ内のヒエラルキービューのもので、"Query-Chan"というキャラクターのゲームオブジェクトの構造を表示しています。ヒエラルキーパネルはUnityでシーン内の全てのオブジェクトの親子関係を見ることができる場所です。このリストには、キャラクターの体の各部位がオブジェクトとして分けられていて、組織化されています。
例えば、"body"はキャラクターの本体を表し、その下にある"earphone", “face", “hair"などはキャラクターの体の一部を細かく分けた子オブジェクトです。これらの子オブジェクトは、"body"オブジェクトに紐づいていて、体と一緒に動くように設定されています。
“R_leg", “L_leg"はそれぞれ右足と左足を表しており、その下にある"R_leg2", “R_foot", “L_leg2", “L_foot"は足と足首、または足とそのパーツをさらに細分化しています。
同様に、"spine"は脊柱を意味し、"upper"や"head"は上半身や頭を表しています。"ahoge"は、アニメキャラクターの髪型でよく見られる一本の髪の毛を指すことが多いです。
“R_arm"と"L_arm"は右腕と左腕を表しており、それぞれの"R_hand"と"L_hand"は右手と左手を指しています。
このように、Unityではゲームオブジェクトを階層的に管理することで、複雑なキャラクターやオブジェクトも効率的に扱うことができます。この構造を使って、アニメーションや物理的な動作、インタラクションを設定することが可能です。また、このヒエラルキー構造は、キャラクターの動きを制御する際にも非常に重要で、Unityでのゲーム開発やシミュレーション作成において基本的な知識となります。
子オブジェクトの説明
Query-Chan-SD
表情のコントロールスクリプト
動作のコントロールスクリプト
音声のコントロールスクリプト
がアタッチされています
Query-Chan-SD / SD_QUERY_01
アニメータコンポーネントがアタッチされています
Query-Chan-SD / SD_QUERY_01 / SD_QUERY_01
子オブジェクトは、キャラクターの各部位を示すゲームオブジェクトで、モデルのメッシュ部分、つまりキャラクターの視覚的な要素を構成するオブジェクトです。
これらの子オブジェクトには、「body」(体)、「face」(顔)、「hair」(髪)、そして各種の装飾品やアクセサリーなどが含まれています。それぞれのオブジェクトは特定のビジュアルコンポーネントを表し、モデリング、テクスチャリング、シェーディングなどの作業を通じてキャラクターの見た目を形作ります。Unityではこれらのオブジェクトにマテリアルやテクスチャを適用することで、キャラクターに色や質感を与えることができます。
Query-Chan-SD / SD_QUERY_01 / SD_QUERY_01_Reference
“SD_QUERY_01_Reference"オブジェクトの子オブジェクトに含まれる"L_leg", “R_leg", “spine", “L_arm", “R_arm"などの部位は、リグ(Rig)の一部を構成しています。リグとは、3Dモデルにアニメーションを適用するための骨格やジョイントのセットのことを指し、この骨格を使ってキャラクターの動きを制御します。リギングというプロセスを通じて、モデルにリグを組み込むことで、アニメーターがキャラクターを動かすための「ハンドル」のようなものを作り出します。
Unityでのキャラクターアニメーションでは、このリグを基にして各部位を動かし、さらにはアニメーションクリップを作成することで、キャラクターに様々な動作をさせることができます。リグの設計はアニメーションの品質と直接的に関連しているため、ゲームやアニメーション制作において非常に重要な工程です。
描画を変更したいとき
描画(レンダラーは、SD_QUERY_XXゲームオブジェクトの子オブジェクトになっているため、シェーダーを変更したいときには、このゲームオブジェクトにアタッチされているシェーダーを変更します
描画を変更
変更後
シェーダーをStandardに変更した場合
アニメーション設定の様子
SD_QUERY_01ゲームオブジェクトの子ゲームオブジェクト(SD_QUERY_01)を選択し、アニメーションウィンドウを表示して確認してみましょう
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