UnityでのTextMesh Pro (TMP) 初期セットアップ

この技術資料では、UnityでTextMesh Pro (TMP) を初めて利用する際に表示される「TMP Importer」ウィンドウについて説明します。TMPは、Unityで高品質なテキストを表示するために利用される強力なツールです。セットアップ時に必要なリソースを追加するための手順について解説します。

TMP Importerウィンドウの説明

Unityプロジェクトで初めてTextMesh Proを使用すると、以下のような「TMP Importer」ウィンドウが表示されます。このウィンドウでは、TMPを正しく機能させるために必要なリソースのインポートを求められます。

1. TMP Essentials

説明
TMP Essentialsは、TextMesh Proを使用するために必須の基本リソースです。これらのリソースがプロジェクトに追加されないと、TMPは機能しません。これらのリソースは、プロジェクトのルートディレクトリに「TextMesh Pro」というフォルダー内に配置されます。

インポート手順

  • Import TMP Essentials」ボタンをクリックします。
  • 必須のリソースがプロジェクトに追加され、TextMesh Proが正常に動作するようになります。

2. TMP Examples & Extras

説明
TMP Examples & Extrasは、TextMesh Proの機能をより理解しやすくするための追加リソースやサンプルです。これには、豊富なサンプルシーンや拡張機能が含まれており、TextMesh Proの学習に役立ちます。

インポート手順

  • Import TMP Examples & Extras」ボタンをクリックします。
  • これにより、TextMesh Proに関連するサンプルや追加機能がプロジェクトに追加されます。これらは、TMPの基本リソースと同じフォルダーに配置されます。

TMPの設定後の動作

上記の手順を実行すると、TMPを使用してプロジェクト内で高品質なテキストのレンダリングや装飾が可能になります。TextMesh Proは、標準のUnityのテキストよりも柔軟なカスタマイズが可能で、豊富な機能を提供しています。

まとめ

TextMesh Proをプロジェクトに追加する際は、必ずTMP Essentialsをインポートしてください。また、TextMesh Proをより深く学習するために、TMP Examples & Extrasのインポートも強く推奨されます。このセットアップを行うことで、プロジェクトにおいて高品質なテキスト操作が可能となり、ユーザー体験を向上させることができます。

Unity

Posted by hidepon