【初学者向け】Windowsエクスプローラで学ぶ

ディレクトリ構造と相対パス(. と ..)の基本

基本情報技術者試験などでよく出てくる

「ディレクトリ構造」「カレントディレクトリ」「相対パス」は、

実際に手を動かすと一気に分かりやすくなります。

この記事では、

  • Windows エクスプローラ
  • 「右クリック → ターミナルで開く」
  • cd コマンド

を使って、試験問題の図をそのまま再現しながら練習します。


1. 今回の題材(ディレクトリ構造)

次のようなディレクトリ構造を考えます。

(ルート)
 ├─ A
 │   ├─ A
 │   │   ├─ A
 │   │   └─ B
 │   └─ B
 │       ├─ A
 │       └─ B
 └─ B
     ├─ A
     │   ├─ A
     │   └─ B
     └─ B
         ├─ A
         └─ B

A や B という名前のフォルダが何度も出てくるのがポイントです。

「今どこにいるか」を意識しないと迷子になります。


2. 練習用フォルダを作る(準備)

① 適当な場所にルート用フォルダを作る

例:

C:\work\dir_practice

② エクスプローラでフォルダを作成

  • dir_practice を作る
  • その中に A と B を作る
  • 図と同じ構造になるように、A と B を繰り返し作る

※ 最初は 途中まででOK です。


3. 「右クリック → ターミナルで開く」

操作手順

  1. エクスプローラで dir_practice を開く
  2. フォルダの 何もないところ を右クリック
  3. 「ターミナルで開く」 を選ぶ

すると、次のような状態になります。

PS C:\work\dir_practice>

これが カレントディレクトリ(現在地) です。


4. 基本ルール(試験と同じ考え方)

記号意味
.カレントディレクトリ
..1つ上のディレクトリ
cd フォルダ名下の階層へ移動
cd ..上の階層へ移動

試験問題のルールと完全に一致しています。


5. 実際に移動してみよう

① A に移動

cd A
PS C:\work\dir_practice\A>

② さらに B に移動

cd B
PS C:\work\dir_practice\A\B>

③ 1つ上に戻る(..)

cd ..
PS C:\work\dir_practice\A>

④ カレントディレクトリ(.)の確認

cd .

→ 何も変わりません

. は「今いる場所」という意味です。


6. 試験問題と同じ感覚で考える

問題でよくある考え方

「カレントディレクトリが ¥B¥A のとき、..¥B に移動するとどこか?」

実機で確認

cd C:\work\dir_practice\B\A
cd ..\B

結果:

PS C:\work\dir_practice\B\B>

頭で考えるより、実際に移動した方が一瞬で理解できます。


7. 初学者がよく間違えるポイント

① フォルダ名だけを見てしまう

  • A は1つではない
  • どの A かは「今いる場所」で決まる

② . と .. を文字として覚えてしまう

  • . = 今
  • .. = 親

意味で覚えるのが正解です。


③ 一気に全部覚えようとする

  • 最初は cd A
  • 次に cd ..

この2つだけで十分です。


8. 授業・自習でのおすすめ練習方法

  1. エクスプローラでフォルダを見る
  2. 右クリック → ターミナルで開く
  3. cd で移動
  4. エクスプローラで「本当に移動したか」確認

GUI と CUI を往復すると理解が定着します。


まとめ

  • ディレクトリ問題は 暗記不要
  • 「右クリック → ターミナルで開く」が最強の練習環境
  • . と .. は 現在地と親

試験問題で迷ったら、

頭の中でエクスプローラを開くイメージを思い出してください。


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