C#・WinFormsでPictureBoxに画像を表示する|コード不要の設計時登録

2026年9月13日

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このチュートリアルでは、コードを書かずに、WinFormsのPictureBoxに画像を表示する方法を学びます。Visual StudioのデザイナーでImageプロパティに画像を登録し、SizeModeをZoomに設定するだけで、フォームを起動したときに画像が表示されます。

初めてPictureBoxを使う人向けの手順です。OpenFileDialogやファイル操作の知識は必要ありません。

このチュートリアルで作るもの

  • Windows フォーム アプリにPictureBoxを配置する
  • Imageプロパティで画像をリソースとして登録する
  • 画像の縦横比を保って表示し、実行して確認する

Windows版Visual Studioと「.NET デスクトップ開発」の環境、表示したい画像(PNG・JPEG・BMPなど)を用意してください。ここではWindows Forms アプリ (.NET Framework)を使います。Visual Studioのバージョンやプロジェクトの種類によって、画面の名称は多少異なります。

プロジェクトを作り、Form1を開く

Visual Studioの「新しいプロジェクトの作成」で、C#のWindows Forms アプリ (.NET Framework)を選びます。

  • ソリューション名:PictureBoxImageSample
  • プロジェクト名:PictureBoxImageSample

作成するとForm1のデザイナーが開きます。白いフォームがアプリの画面です。コードが表示されている場合は、ソリューションエクスプローラーのForm1.csから「デザイナーの表示」を選びます。

Windowsフォームアプリのテンプレートを選び、空のフォームを作成する流れを示すイラスト

すでに学習用のソリューションがある場合は、それを右クリックして「追加」→「新しいプロジェクト」でも作成できます。画像ビューアの教材を続けて学ぶ場合は、プロジェクト名をImageViewerとしても構いません。

PictureBoxを配置して大きさを調整する

「ツールボックス」からPictureBoxをフォームへドラッグ&ドロップします。ツールボックスが見つからない場合は「表示」メニューから開いてください。

配置したPictureBoxを選び、マウスで横300・縦200程度の見やすい大きさに広げます。NameはpictureBox1のままで進めます。

ImageViewerで使用するコントロールのForm1配置例

図はImageViewerという名前のプロジェクトでの配置例です。PictureBoxの配置とNameの設定は、PictureBoxImageSampleでも同じです。

Imageプロパティで画像を登録する

  1. フォーム上のpictureBox1を選択します。
  2. 「プロパティ」ウィンドウでImageを探します。表示されていなければF4キーを押します。
  3. Imageの値の欄にあるボタンを押し、リソースの選択画面を開きます。
  4. 「ローカル リソース」を選べる画面では、それを選んでインポートを押します。
  5. 表示したい画像ファイルを選び、開くOKで確定します。

デザイナーのPictureBoxに画像が表示されれば登録完了です。画面によっては「プロジェクト リソース ファイル」からインポートします。複数のフォームで同じ画像を使うときは、プロジェクト共通のリソースとして管理する方法も使えます。

今回のように画像をリソースとして取り込む場合、画像ファイルをあらかじめ「既存の項目」で追加したり、「出力ディレクトリにコピー」を設定したりする必要はありません。実行時に外部画像ファイルをパスで読み込む方法とは、画像の管理方法が異なります。

SizeModeをZoomにして表示を整える

pictureBox1を選択したまま、プロパティのSizeModeZoomへ変更します。縦横比を保ったまま、PictureBoxの表示領域に収まるように拡大・縮小されます。

表示のされ方
Normal元の大きさで左上に表示します。画像が大きいとはみ出した部分が見えません。
StretchImagePictureBoxの幅と高さに合わせて伸縮します。画像の縦横比が変わることがあります。
Zoom縦横比を保ち、画像全体が収まるように表示します。最初はこの設定がおすすめです。
CenterImage画像を元の大きさのまま中央に表示します。
AutoSize画像の大きさに合わせてPictureBox自体のサイズを変更します。

実行して画像の表示を確認する

F5キーまたは「開始」ボタンで実行します。フォームの中にPictureBoxがあり、登録した画像が表示されれば完成です。今回は画像表示用のコードを自分で書く必要はありません。デザイナーで設定したImageがフォームの初期化時に反映されます。

よく使う設定と、表示されないときの確認

項目役割・設定例
Nameコードから参照するときの名前です。この教材ではpictureBox1を使います。
Image表示する画像を登録します。
SizeMode画像の収め方を指定します。まずはZoomにします。
BorderStyleFixedSingleにすると枠線が付き、PictureBoxの範囲が分かりやすくなります。
  • 画像が切れる:SizeModeがZoomになっているか確認します。
  • 画像がゆがむ:StretchImageからZoomへ変更します。
  • 何も表示されない:PictureBoxを選び直し、Imageに画像を登録できているか確認します。
  • デザイナーでは見えるのに実行時には見えない:実行しているプロジェクトとフォームが正しいか確認します。すでにコードを書いている場合は、Imageを上書きしていないかも確認します。

次のステップ:実行時に画像を選ぶ

設計時の登録ができたら、次はOpenFileDialogで画像ファイルを選んで表示するチュートリアルへ進みましょう。起動前に画像を固定する方法から、ユーザーが実行中に画像を選ぶ方法へ発展させます。

続きの教材でプロジェクト名がImageViewerになっていても、今回作成したPictureBoxImageSampleで同じ操作を試せます。pictureBox1を配置したForm1を使って進めてください。

さらに練習するなら、複数のPictureBoxの配置、クリックイベント、画像の保存、クリップボードからの貼り付け、ドラッグ&ドロップでの読み込みなどに挑戦できます。

まとめと関連する教材

基本はPictureBoxを置く → Imageで画像を登録する → SizeModeをZoomにする → 実行して確認するの4段階です。画像をいつ、どこから読み込むかに応じて、次の教材も参考にしてください。

参考:Microsoft Learn:コントロールに画像を表示する方法

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