ITの勉強なのに数学? 基本情報技術者試験で連立方程式が役立つ理由
「ITを勉強しに来たのに、数学も必要なんですか?」
職業訓練や基本情報技術者試験の勉強を始めた人から、よく聞く質問です。
結論から言うと、
はい、必要になることがあります。
ただし、難しい数学ではありません。
中学校で学ぶ内容を「道具」として使うだけです。
今日のチャレンジ問題
次の問題を考えてみましょう。
🍎りんご2個と🍊みかん1個で500円
🍎りんご1個と🍊みかん2個で400円
りんご1個、みかん1個の値段はいくらでしょうか?

この問題で試したいこと
この問題は、
「数学ができるかどうか」
を試すものではありません。
また、
「解けない人を探す」
ための問題でもありません。
目的は一つです。
今、どのくらい思い出せるかを確認すること。
学生時代に習ったことでも、何年も使っていなければ忘れてしまうのは自然なことです。
思い出せなくても、気にする必要はありません。
数学を「式」にすると見えてくる
りんご1個を x円
みかん1個を y円
とすると、
2x + y = 500
x + 2y = 400
という2つの式になります。
ここまで来れば、連立方程式として解くことができます。

解き方の一例
①を2倍します。
4x + 2y = 1000
ここから②を引くと、
3x = 600
となるので、
x = 200
これを①へ代入すると、
2 × 200 + y = 500
400 + y = 500
y = 100
となります。
答えは、
- 🍎りんご:200円
- 🍊みかん:100円
です。

基本情報技術者試験でも同じ考え方を使う
試験では、
- アルゴリズム
- 経営分析
- 情報処理の計算問題
などで、
条件を数式に置き換えて考える場面があります。
つまり、
数学そのものを勉強するというより、
数学を道具として使う
イメージです。
解けなかったらどうすればいい?
もし今回、
「全然分からなかった」
としても心配はいりません。
それは、
思い出すきっかけができた
ということです。
基本情報技術者試験では、
ITの知識だけではなく、
中学校で学んだ数学を少し思い出すだけで理解が大きく進むことがあります。
まとめ
基本情報技術者試験は、ITの資格です。
しかし、問題を解くためには、
- 割合
- 方程式
- 連立方程式
- 一次関数
- 確率
など、中学校で学んだ数学を使う場面があります。
数学が目的ではありません。
数学という道具を使ってITの問題を解く。
その意識を持つだけでも、計算問題への苦手意識はぐっと小さくなります。
「昔習ったけれど忘れてしまった。」
そんな人は、まず一つずつ思い出すところから始めてみましょう。









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