先入先出法(FIFO)は「倉庫」をイメージすると一瞬で分かる!
基本情報技術者試験では、
先入先出法(FIFO:First In First Out)
がよく出題されます。
教科書では表を見ながら計算しますが、最初に
「倉庫から商品が出ていく様子」
をイメージすると、計算がとても簡単になります。
この記事では、過去問題を例にしながら、先入先出法の考え方を図で理解していきましょう。
先入先出法(FIFO)とは?
FIFOとは、
先に仕入れた商品から先に払い出す(販売する)方法
です。
例えばスーパーでは、賞味期限が近い牛乳を手前に、新しく入荷した牛乳を奥に並べます。
お客さんは自然と手前の商品から購入するため、古い商品から順番に売れていきます。
これが先入先出法の考え方です。

今回の過去問題
今回の問題は次の内容です。
| 取引日 | 内容 | 数量 | 単価 |
|---|---|---|---|
| 4月1日 | 前月繰越 | 2,000個 | 100円 |
| 4月5日 | 購入 | 3,000個 | 130円 |
| 4月10日 | 払出 | 3,000個 | ? |
求めるものは、
4月10日の払出単価
です。
倉庫の中で何が起こっている?
4月10日に3,000個出荷します。
FIFOでは、
一番古い在庫から順番に出荷
します。
つまり
最初に
- 前月繰越の2,000個(100円)
を出荷します。
しかし、まだ1,000個足りません。
そこで続いて
- 4月5日に購入した商品のうち1,000個(130円)
を出荷します。

払出金額を計算してみよう
出荷した商品の内訳は、
- 100円の商品 …… 2,000個
- 130円の商品 …… 1,000個
です。
したがって払出金額は
(2,000個 × 100円)
+
(1,000個 × 130円)
=330,000円
になります。

払出単価を求めよう
払出数量は
3,000個
です。
したがって、
330,000円 ÷ 3,000個
=110円
となります。
したがって答えは
110円
です。
出荷したあと倉庫には何が残る?
100円の商品はすべて出荷しました。
130円の商品は3,000個ありましたが、そのうち1,000個だけ出荷しました。
つまり、
130円の商品が2,000個残る
ことになります。

なぜこのイメージが大切なの?
先入先出法では、
計算式を暗記する必要はありません。
倉庫の左側から順番に商品が出ていく
と考えるだけで、
- どの商品を使うのか
- 払出金額はいくらになるのか
- 最後にどの商品が残るのか
が自然に分かります。
このイメージができるようになると、試験でも迷わなくなります。
試験ではここがポイント!
✅ FIFO(First In First Out)は「先に入れた商品を先に出す」
✅ 古い在庫から順番に払出する
✅ 払出金額を求めてから数量で割る
✅ 最後に残るのは新しい在庫
まとめ
先入先出法は、一見すると計算問題のように見えます。
しかし、本当に大切なのは
「倉庫の中で商品がどのように動くか」をイメージすること
です。
このイメージができれば、
- 払出金額
- 払出単価
- 残る在庫
の3つを落ち着いて求められるようになります。
試験では、
「古い在庫から順番に出荷する」
というFIFOの基本ルールを思い出して解いてみましょう。











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