ComboBoxのSelectedIndexプロパティを使用した項目の選択方法

この技術資料では、Windows Forms アプリケーションにおける ComboBox コントロールの SelectedIndex プロパティを使用して、プログラム内で特定の項目を選択する方法を説明します。ComboBox を使用することで、ユーザーが選択できる複数の項目を提供することが可能です。


ComboBoxの基本構造

ComboBox は、ユーザーインターフェースでリストから項目を選択するためのコントロールです。項目は通常、ドロップダウンリストとして表示され、ユーザーが一つだけ選択できます。

ComboBox comboBox1 = new ComboBox();
comboBox1.Items.Add("りんご");
comboBox1.Items.Add("みかん");
comboBox1.Items.Add("ぶどう");

SelectedIndex プロパティ

SelectedIndex プロパティは、ComboBox の現在選択されている項目のインデックスを示します。このインデックスは0から始まります。

  • インデックスが0は、リストの最初の項目に対応します。
  • インデックスが-1は、何も選択されていない状態を表します。

実際の使用例

次のコードスニペットでは、ComboBox の最初の項目をプログラム内で選択する方法を示しています。

comboBox1.SelectedIndex = 0;

このコードは、comboBox1 に追加された最初の項目を選択します。たとえば、comboBox1 に「りんご」「みかん」「ぶどう」が追加されている場合、上記のコードを実行すると「りんご」が選択されます。


注意点

  • ComboBox に項目が存在しない場合、SelectedIndex に0を設定すると例外が発生します。事前に項目が存在することを確認してください。
  • SelectedIndex を変更することで、ユーザーインターフェースに表示される選択がプログラムによって制御されます。

結論

ComboBox.SelectedIndex プロパティを使用することで、プログラムから特定の項目を簡単に選択できます。これにより、初期状態の設定や条件に応じた項目の自動選択など、柔軟なUI操作が可能となります。