今の時代にオブジェクト指向は本当に必要?
最近、こんな声を聞きます。
- 「AIがコードを書いてくれるなら、設計は不要では?」
- 「オブジェクト指向って昔の考え方では?」
- 「正直、難しくてよく分からない…」
今日はこの疑問に、はっきり答えます。
結論:不要ではありません
ただし――
“理論を暗記するため”ではなく、
“整理するための道具”として必要です。
オブジェクト指向とは何か?
難しい言葉を並べる前に、本質を押さえましょう。
オブジェクト指向とは:
大きな問題を、小さなまとまりに整理する考え方
です。
なぜ整理が必要なのか?
例えば、ゲームを作るとします。
- プレイヤー
- 敵
- アイテム
- 攻撃処理
- HP管理
これを全部1つの場所に書いたらどうなるでしょう?
- どこを修正すればいいか分からない
- バグが直せない
- 他人が読めない
- チーム開発ができない
ここで必要になるのが、
「役割ごとに分ける力」
これがオブジェクト指向です。
AIがあれば不要?
確かに、AIはコードを書けます。
しかし――
- どんなクラスが必要か
- 何を分けるべきか
- 責任はどこに持たせるか
これを決めるのは人間です。
設計が曖昧だと、AIは“それっぽいコード”を大量に出しますが、
後から直せなくなります。
AI時代だからこそ、構造理解が武器になります。
今の段階で必要なレベル
安心してください。
今はここまでで十分です。
- クラスとは設計図
- インスタンスとは実体
- データと処理をまとめる
- 役割を分ける
継承やポリモーフィズムを完璧に理解する必要はありません。
Unityとの関係
Unityは完全にオブジェクトの世界です。
- Playerクラス
- Enemyクラス
- Itemクラス
これらを分ける意味が分からないと、
- 何でも1つのスクリプトに書く
- staticだらけになる
- 修正不能になる
結果として「動くけど壊れやすいコード」になります。
よくある誤解
「理解できない=向いていない」
ではありません。
オブジェクト指向は“抽象的”なので、
最初は誰でも違和感があります。
慣れると、
あ、整理しているだけか
と気づきます。
社会で差が出る部分
実はここが重要です。
若い人との違いは「暗記力」ではありません。
社会人経験がある皆さんの強みは、
- 段取り力
- 整理力
- 責任分担の感覚
これはオブジェクト指向と非常に相性が良いのです。
まとめ
オブジェクト指向は:
- 古い理論ではない
- 難解な哲学でもない
- コードを書くための儀式でもない
「整理する力」を身につける道具です。
今は、
- クラス
- インスタンス
- メソッド
- 役割分担
ここをゆっくり理解すれば十分です。
焦らなくて大丈夫です。





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