[特にUnity]書籍のチュートリアルの進め方

いろいろな書籍があるので一概には言えませんが、C#プログラミング言語の基礎知識(基本文法やオブジェクト指向の考え方)がないと、丸写しで必死でなぜそうなるの??状態になります

初学で楽しければいいのであれば、全然それで構いません。全ての方に当てはまるわけではありませんが、プログラミングをスキルとして身につけたい方にとっては、ちょっと不安になりますよね

準備

Unityでは標準で、コメントなど日本語が文字化けするので、BOM付きUTF8に変換しておきましょう
チュートリアルの場合、ListXX-YYなどがついていると思いますので、最低それごとにGit管理しておきましょう
また、大きな章ごとにブランチを作成しておくと良いでしょう
ScriptsフォルダをProjectフォルダに作成しておき、xxxx.cdファイルでクラスダイアグラムを作っておきましょう

サンプル

ブランチ名 chapter6

コミットタイミング List6-1

コミット内容 キャラクターを操作するスクリプト作成

章の終了ごとにMerge

進め方のコツ

順番に入力することだけを考えない

作者によりますが、高度に作り込まれている場合、オブジェクト指向を意識したものになっている可能性が高いです
クラスごと(Unityではスクリプトと呼びます)に機能をまとめていること、またクラス間のつながりがあることから入力中にエラーが出て、気持ちが萎えます

クラス(スクリプト)を空でいいので先に作成する

掲載順に入力していくと、他のクラスを参照しているところでエラーになります
そこで別のクラスを急いで入力するか、エラーを無視して入力するかになるでしょうが、不安だけで学習につながらないことが考えられます

クラスを作成したら、メンバーを作成する

空のクラスを作成したら、メンバー(フィールドやプロパティやメソッド)を作成します
これもたとえばメソッドなどは空でいいです。何をやっているメソッドかが分かればいいです

ドキュメントコメントを作成する

Windows版のVisualStudioでコーディングしている前提でありますが、機能の追加で、クラスダイアグラムを作っておきます。これは、簡易的なクラス図の自動作成とともにコメント、メンバーの確認ができますので理解を深めるのに役立ちます

メンバーとプロパティのブロックを作り込む

全体が把握できたところで、ブロックの中を自分が理解できるところから記述していきます

以上で、全体を俯瞰した後、細かなところに取り掛かれるようになります
木を見て森を見ずにならないようにするだけで学習効率がずいぶん上がると思います