【C#】コンソールアプリでMainメソッドの引数argsとは?
C#のコンソールアプリケーションにおけるMain
メソッドのargs
引数は、プログラム実行時にコマンドラインから渡される引数を表します。この引数は、アプリケーションに対して追加の情報や設定をコマンドライン経由で提供するために使用されます。
ちなみにargsは、"arguments"(引数)の略です。この用語は、プログラムに渡されるコマンドライン引数を指します。
Main
メソッドのargs
の概要
- 型:
args
はstring[]
型です。つまり、文字列の配列です。 - 用途: コマンドラインからプログラムに情報を渡すために使用されます。
- アクセス方法:
args
配列の各要素には、プログラム実行時にコマンドラインで指定された引数が順番に格納されます。
基本的な使用例
以下は、Main
メソッド内でargs
を使用する基本的な例です。
using System;
namespace ConsoleApp
{
class Program
{
static void Main(string[] args)
{
Console.WriteLine("コマンドライン引数の数: " + args.Length);
foreach (var arg in args)
{
Console.WriteLine(arg);
}
}
}
}
このプログラムは、実行時に指定されたコマンドライン引数の数と、それぞれの引数の内容を表示します。
コマンドラインからの引数の渡し方
このプログラムを実行する際に、例えば次のようなコマンドを使用すると、args
に引数が渡されます。
dotnet run arg1 arg2 arg3
上記のコマンドを実行すると、args
配列には["arg1", "arg2", "arg3"]
が格納され、プログラムはそれぞれの引数を出力します。
注意点
- コマンドライン引数は常に文字列として渡されるため、他の型が必要な場合は適宜変換する必要があります。
- 引数が指定されなかった場合、
args
配列は空になります。 - 引数の順序や内容を正しく扱うためには、プログラム内で適切なエラーチェックや検証を行うことが重要です。
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