【Unity】クラスとインスタンスのサンプル
Unityでのクラス、そしてクラスから作成されるインスタンスのサンプルについてみていきましょう
基本のコード
var car = new Car("田中");
car.Run();
public class Car
{
public string Tire = "良いタイヤ";
private string _owner;
public Car(string owner)
{
_owner = owner;
Debug.Log(string.Format("新しい車ができたよ!オーナー:{0}さん", _owner));
}
public void Run()
{
Debug.Log("走るよ!");
}
}
Unityでのサンプル
このコードサンプルは、Unityで簡単なカーオブジェクトを作成し操作する方法を示しています。具体的には、カークラス(Car
クラス)のインスタンスを作成し、そのインスタンスを使って車が「走る」動作をシミュレートします。ここでは、オーナーの名前をコンストラクタに渡し、その車が作成されたことをログに記録します。
Unityプロジェクトでこのコードを実装する基本的なステップは以下の通りです:
- 新しいC#スクリプトの作成: Unityエディタで新しいC#スクリプトを作成します。名前は何でも良いですが、このコンテキストでは
CarExample
と命名しています - スクリプトの編集: 作成したスクリプトをダブルクリックして、コードエディタで開きます。
- コードの追加: 以下のサンプルコードをスクリプトに追加または編集します。
CarExample
クラスをファイルの先頭に追加し、その後Car
クラスを定義します。
using UnityEngine;
public class CarExample : MonoBehaviour
{
void Start()
{
var car = new Car("田中");
car.Run();
}
}
public class Car
{
public string Tire = "良いタイヤ";
private string _owner;
public Car(string owner)
{
_owner = owner;
Debug.Log(string.Format("新しい車ができたよ! オーナー: {0}さん", _owner));
}
public void Run()
{
Debug.Log("走るよ!");
}
}
- Unityエディタに戻る: Unityエディタに戻り、このスクリプトをゲームオブジェクトにアタッチします。
- プレイしてテスト: Unityエディタのプレイボタンをクリックしてゲームを開始します。コンソールウィンドウに「新しい車ができたよ! オーナー: 田中さん」と「走るよ!」というメッセージが表示されることを確認します。
このサンプルを通じて、Unityでのオブジェクト指向プログラミングの基本、特にクラスの定義とインスタンス化、メソッドの呼び出し方について学べます。Car
クラスは、車に関連する属性(この例ではTire
)と振る舞い(Run
メソッド)をカプセル化しています。これは、Unityゲーム開発におけるオブジェクト指向設計の良い実践例です。
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