Unity 6 の「Build Profiles」とは?

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Unity 6から登場した新しいビルド管理機能を解説

Unity 6 では、これまでの「Build Settings」に代わる形で、
「Build Profiles(ビルドプロファイル)」という仕組みが追加されました。

以前よりも、

  • プラットフォームごとの設定管理
  • 開発用ビルド
  • リリース用ビルド
  • シーン構成の切り替え

などが整理しやすくなっています。

今回は、画像を元に Build Profiles の画面を見ながら解説します。


Build Profiles を開く場所

Unity メニューから開けます。

File
↓
Build Profiles

すると、次のような画面が表示されます。


画面全体の役割

この画面は、

  • どのプラットフォーム向けに
  • どのシーンを含め
  • どんな設定で
  • どの形式でビルドするか

を管理する場所です。


左側:Platforms(プラットフォーム一覧)

左側にはビルド対象が並びます。

例:

  • Windows
  • macOS
  • Android
  • iOS
  • Web
  • Linux

など。

現在は、

Windows → Active

となっているため、Windows向けビルド設定が有効です。


Active の意味

Active

は、

「現在このプラットフォーム向けにビルドされる」

という意味です。

例えば Android を Active にすると、

  • Android向け設定
  • Android向けコンパイル
  • Android用ライブラリ

に切り替わります。


Scene List(シーン一覧)

ここは非常に重要です。

TitleScene
MainScene
GameOverScene

が登録されています。


Scene List の役割

ここに登録されたシーンだけがビルドに含まれます。

つまり、

SceneList にないシーン
↓
ゲームに入らない

ということです。


シーン番号の意味

右側に表示されている:

0
1
2

は Build Index(ビルド番号)です。

例えば:

SceneManager.LoadScene(0);

なら、

TitleScene

が読み込まれます。


Open Scene List

Open Scene List

を押すと、シーン管理画面を開けます。

ここで:

  • シーン追加
  • 並び替え
  • 有効/無効

などを行います。


Architecture(アーキテクチャ)

今回の画像では:

Intel 64-bit

になっています。

つまり:

64bit版Windows向け

です。

現在のPCゲームでは通常これを使用します。


Development Build

ここは重要です。

Development Build

にチェックを入れると、

開発用ビルドになります。


Development Build の特徴

有効にすると:

  • デバッグログが出る
  • Profiler接続可能
  • Script Debugging可能
  • 開発向け情報を含む

などの特徴があります。


リリース時はOFF

完成版ゲームでは通常OFFです。

理由:

  • サイズ増加
  • 実行速度低下
  • 内部情報が含まれる

ためです。


Autoconnect Profiler

ON にすると、

実行したゲームへ自動で Profiler 接続します。

性能計測時に便利です。


Deep Profiling Support

これはかなり重い解析モードです。

メソッド単位で詳細計測できます。

ただし:

非常に重くなる

ため、通常はOFFです。


Script Debugging

Visual Studio から:

  • ブレークポイント
  • ステップ実行

できるようになります。

授業でもよく使う機能です。


Compression Method

ビルド時の圧縮方式です。

通常は:

Default

で問題ありません。


Diagnostics Data

Unity 6.2 から追加された診断データ機能です。

画像では:

Disabled (Project Default)

になっています。


Diagnostics Data とは?

Unityが:

  • クラッシュ情報
  • 実行情報
  • 開発データ

などを収集しやすくする機能です。

開発支援向けです。


Build ボタン

右下にあります。

Build

を押すと、

EXEファイルなどを生成します。


Build And Run

こちらは:

ビルド
↓
そのまま実行

まで行います。

テスト時によく使います。


Build Profiles のメリット

以前の Build Settings と比較して、

かなり整理しやすくなりました。

例えば:

用途プロファイル
開発用Development
本番用Release
Web版WebBuild
Android版AndroidBuild

のように分けられます。


チーム開発との相性が良い

Build Profile は Asset として保存されます。

つまり:

Git管理できる

ということです。

チーム開発で非常に便利です。


特に初心者が注意するポイント

よくあるミス:

ミス原因
シーン遷移できないScene List未登録
EXEが動かない必要Scene不足
デバッグできないScript Debugging OFF
重いDeep Profiling ON

まとめ

Unity 6 の Build Profiles は、

「ビルド設定を整理・共有しやすくした新機能」

です。

特に:

  • 複数プラットフォーム
  • チーム開発
  • 開発版/本番版切り替え

で効果を発揮します。

今後のUnity開発では、
Build Settings よりも Build Profiles が主流になっていく可能性が高いでしょう。

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Posted by hidepon