【生成AI時代のプログラミング教育 第5回】
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生成AIはいつ解禁するべきか
生成AIの登場によって、プログラミング学習は大きく変わりました。
例えば ChatGPT を使うと、数秒でコードが生成されます。
また
- GitHub Copilot
- Cursor
などのツールでは、AIがコードを書くことが前提になっています。
そのため、プログラミング教育ではよく次の質問が出ます。
「生成AIは最初から使ってもいいのでしょうか?」
結論:最初は使わない方がよい
結論から書くと、
学習の最初の段階では使わない方がよい と考えています。
理由はシンプルです。
構造が理解できなくなる可能性があるから です。
プログラムは構造の理解が重要
例えば次のコードがあります。
for (int i = 0; i < 5; i++)
{
Console.WriteLine(i);
}
このコードには
- 変数
- 条件
- 繰り返し
- ブロック
という構造があります。
この構造を理解することが、プログラミング学習の重要な部分です。
AIを先に使うとどうなるか
AIにコードを書かせると、すぐにプログラムが完成します。
しかし
- なぜこのコードなのか
- どこを変えればよいのか
が分からないことがあります。
つまり 動くが理解していない という状態になります。
AIを解禁するタイミング
おすすめの順番は次の通りです。
第1段階:AIを使わない
まず
- 自分で書く
- 構造を理解する
ことを重視します。
第2段階:AIを補助として使う
次に
- AIでコード生成
- 内容を理解する
- 自分で修正する
という段階です。
第3段階:AI前提の開発
最終的には、AIと一緒に開発します。
AIはとても強力なツール
生成AIはとても便利です。
コード生成だけでなく
- 学習のサポート
- エラーの説明
- サンプル作成
などにも役立ちます。
AI時代の学習
AIがあるからといって、プログラミングを学ぶ必要がなくなるわけではありません。
むしろ AIを使うために基礎的な理解が重要 になります。
まとめ
生成AIは、これからの開発では欠かせないツールです。
しかし 学習の順番が大切 です。
まず
- 自分で書く
- 構造を理解する
その後で
- AIを使う
この順番が効果的だと考えています。
シリーズまとめ
このシリーズでは、生成AI時代のプログラミング教育についてまとめました。
- GPT-3.5の衝撃と教育の変化
- 生成AI時代の学習タイプ
- AI時代にプログラミング教育は必要か
- AIを使っても伸びる人、伸びない人
- 生成AIはいつ解禁するべきか
生成AIはとても強力なツールです。
しかし 理解する力 は、これからも重要であり続けると感じています。






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