Visual Studioでは「保存」と「すべて保存」の違い
Visual Studioを使い始めると、次の2つのメニューがあることに気づきます。
- 保存
- すべて保存
一見すると同じように見えますが、実は少し役割が違います。
この記事では、その違いを説明します。
「保存」とは
「保存」は、現在編集しているファイルだけを保存する操作です。
メニューでは次の場所にあります。
ファイル
↓
保存
例えば
- Program.cs
- Form1.cs
- Class1.cs
など、現在開いているファイルの変更を保存します。
「すべて保存」とは
「すべて保存」は、Visual Studioで開かれているすべての変更を保存する操作です。
メニューでは次の場所にあります。
ファイル
↓
すべて保存
この操作をすると次のようなものがまとめて保存されます。
- C#のコードファイル
- ソリューションファイル(.sln)
- プロジェクトファイル(.csproj)
実際の開発ではどちらを使う?
実際の開発では、多くの人は
「保存」だけを使うことが多い
です。
理由は、Visual Studioが内部で多くの変更を自動的に保存しているからです。
例えば次の操作です。
- クラス追加
- ファイル追加
- フォルダ追加
- ファイル名変更
このような操作では、Visual Studioが内部でソリューション情報を保存することが多く、
「保存」だけでも問題なく動く場合が多いです。
ただしGitチーム開発では注意
Gitでチーム開発を行う場合、次の事故がよく起きます。
プロジェクトを追加
↓
ソリューションが未保存
↓
Git commit
↓
他メンバーが pull
↓
ビルドエラー
原因はこれです。
ソリューションファイル(.sln)が保存されていない
Git作業前のおすすめ操作
チーム開発では次のルールを作ると安全です。
Git commit の前
すべて保存
これだけで
- ソリューション
- プロジェクト設定
の保存漏れを防ぐことができます。
まとめ
Visual Studioでは
通常作業
保存
Git commit前
すべて保存
という使い方をすると、安全に開発を進めることができます。
補足(ショートカット)
キーボード操作に慣れてきたら、次のショートカットも便利です。
| 操作 | ショートカット |
|---|---|
| 保存 | Ctrl + S |
| すべて保存 | Ctrl + Shift + S |




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