96dpiと12ポイントから「何ドットか」を求める
今回は、基本情報技術者試験で出やすい 表示装置・文字サイズ・dpi の問題です。
この問題は、難しい公式を覚えるというより、
ポイント → インチ → ドット
の順番で単位を変換できるかがポイントです。
問題
96dpi のディスプレイに 12ポイントの文字をビットマップで表示したい。
正方フォントの縦は何ドットになるか。
ここで、1ポイントは 1/72 インチとする。
ア 8
イ 9
ウ 12
エ 16
まず dpi とは何か
dpi は、dots per inch の略です。
日本語では、
1インチあたりのドット数
という意味です。
今回の問題では、
96dpi
とあります。
これは、
1インチの中に96ドット並ぶ
という意味です。
ポイントとは何か
ポイントは、文字の大きさを表す単位です。
問題文では、
1ポイント = 1/72インチ
と書かれています。
つまり、
12ポイント = 12 × 1/72インチ
です。

求めるものを確認する
この問題で聞かれているのは、
12ポイントの正方フォントの縦は何ドットか
です。
注意したいのは、ビット数を求める問題ではないということです。
正方フォントなので、縦と横のドット数は同じですが、今回聞かれているのは 縦のドット数 です。
12ポイントをインチに直す
問題文より、
1ポイント = 1/72インチ
です。
したがって、12ポイントは、
12 × 1/72 インチ
です。
計算すると、
12/72 = 1/6
なので、
12ポイント = 1/6インチ
となります。
1/6インチをドット数に直す
次に、96dpi を使います。
96dpi は、
1インチ = 96ドット
という意味です。
今回の文字の縦の長さは、
1/6インチ
です。
したがって、
96 × 1/6 = 16
となります。
つまり、
12ポイントの文字の縦は16ドット
です。
計算の流れをまとめる
12ポイント
= 12 × 1/72インチ
= 12/72インチ
= 1/6インチ
96dpi なので、
1インチ = 96ドット
したがって、
1/6インチ = 96 × 1/6 ドット
= 16ドット
よって答えは、
16ドット
です。
正解は、
エ 16
です。
初心者がつまずきやすいポイント
この問題で間違えやすいのは、次のように考えてしまうことです。
12ポイントだから、答えも12ドット?
しかし、ポイントとドットは別の単位です。
ポイント:文字の大きさ
ドット :画面上の点の数
です。
そのため、12ポイントをそのまま12ドットとは考えません。
必ず、
ポイント → インチ → ドット
の順番で変換します。
もう1つの注意点:ビット数ではない
ビットマップという言葉が出てくるので、
16 × 16 = 256
と考えたくなるかもしれません。
しかし、今回聞かれているのは、
正方フォントの縦は何ドットか
です。
もし「正方フォント全体を表すのに必要なビット数」を聞かれていれば、
16 × 16 = 256ビット
と考える場面もあります。
でも、この問題の答えは 縦の長さ なので、
16ドット
です。
まとめ
問題4-18は、文字サイズの単位変換問題です。
覚える流れは、次のとおりです。
ポイント → インチ → ドット
今回の計算は、
12ポイント
= 12 × 1/72インチ
= 1/6インチ
そして、96dpi より、
1インチ = 96ドット
なので、
96 × 1/6 = 16
したがって、12ポイントの正方フォントの縦は、
16ドット
です。
正解は、
エ 16
です。









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