WindowsFormsアプリで使うデザインパターン

2023年2月26日

C#のフォームアプリケーションには、以下のようなデザインパターンが存在します。

MVC（Model-View-Controller）

MVCは、アプリケーションの機能を3つの役割に分割することで、アプリケーションの保守性や拡張性を向上するデザインパターンです。Modelは、アプリケーションのデータを表し、Viewは、ユーザーインターフェイスを表します。Controllerは、ユーザーの入力を処理し、ModelとViewを連携してアプリケーションの機能を実現します。

MVP（Model-View-Presenter）

MVPは、MVCに似たデザインパターンで、ModelとViewを分離し、Presenterを介して連携することで、アプリケーションの保守性や拡張性を向上することを目的とします。Presenterは、Viewからの入力を処理し、Modelからのデータを受け取ってViewを更新する役割を担います。

MVVM（Model-View-ViewModel）

MVVMは、MVPに似たデザインパターンで、ViewとModelを分離し、ViewModelを介して連携することで、アプリケーションの保守性や拡張性を向上することを目的とします。ViewModelは、Viewの状態を監視し、ModelとViewを中継してViewの更新を行います。

ファサード（Facade）

ファサードは、複雑なシステムの内部をカプセル化して、シンプルなインターフェイスを提供するデザインパターンです。ファサードを使用することで、複雑な処理を行うための詳細な知識を持たずに、単純なインターフェイスでアクセスできます。

これらのデザインパターンは、C#のフォームアプリケーションの開発に広く使用されています。しかし、これら以外にも、様々なデザインパターンが存在し、それぞれのパターンには利点と欠点があります。開発者は、アプリケーションの要件に合わせて最適なデザインパターンを選択する必要があります。