「SaaSの死」と言われているけれど、学習は無駄になるの?
最近、ネットやSNSで
「SaaSの死」
という強い言葉を見かけることがあります。
ITを学び始めたばかりの人にとっては、
- 「え、ITの仕事ってなくなるの?」
- 「今やってる勉強、意味あるの?」
と不安になるかもしれません。
でも、結論から言うと
必要以上に心配する話ではありません。
そもそも「SaaSの死」とは何か
まず、はっきりさせておきます。
SaaSが全部なくなる、ITの仕事がなくなる、という意味ではありません。
ここで言われているのは、
- 毎月課金の
- 「とりあえず便利なツール」を
- 作って売るだけのビジネスが
- 以前ほど簡単ではなくなってきた
というビジネスモデルの話です。
技術そのものが否定されているわけではありません。
なぜ「厳しくなった」と言われるのか
理由はいくつかあります。
① AIで「ちょっとしたツール」がすぐ作れる
今は、
- 簡単な業務ツール
- 小規模な自動化
- 単機能のWebサービス
なら、AIを使えば短時間で作れてしまいます。
その結果、
「それに毎月お金を払う理由は?」
と、ユーザーが冷静になってきました。
② 本当に価値があるものだけが選ばれる
昔は、
- 「便利そう」
- 「新しい」
だけでも契約してもらえることがありました。
今は、
- 本当に業務が楽になるか
- 継続して使う理由があるか
が、より厳しく見られます。
これは「初心者の仕事」がなくなる話ではない
ここが一番大事なポイントです。
今、皆さんが目指しているのは、
- いきなりSaaSを企画・経営する立場ではありません。
多くの場合、
- 既存システムの改修
- 社内ツールの開発
- 業務アプリの実装
- ゲーム・アプリ制作
- チームでの開発作業
といった現場のエンジニアです。
「SaaSが売れるかどうか」を決めるのは、
もっと上流の話です。
むしろ、基礎を身につけた人の価値は上がる
「簡単に作れるもの」が増えたということは、
- 雑に作ったものはすぐ見抜かれる
- ちゃんとした設計・実装が重要になる
ということでもあります。
そのため、
- プログラムの基本構文が分かる
- 処理の流れを説明できる
- 他人のコードを読める
- チームで作業できる
こうした地味だけど確実な力を持つ人の価値は、むしろ上がっています。
今やっている学習は無駄にならない
C#、Unity、Git、チーム開発、基礎理論。
これらは、
- 流行が変わっても
- ツールが変わっても
- AIが進化しても
土台としてずっと使われる力です。
「SaaSの死」という言葉は刺激的ですが、
それは一部のビジネスの話です。
皆さんが今積み上げている学習が、
突然意味を失うことはありません。
最後に
不安になるのは、真剣に考えている証拠です。
でも、ネットの強い言葉をそのまま自分の将来に当てはめる必要はありません。
今は、
- 基礎を理解する
- 手を動かす
- 少しずつ「分かる」を増やす
それで十分です。
焦らず、足元を固めていきましょう。









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