WinForms体験講座 第0回

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C#の入力に慣れよう

インテリセンスを使って、キーボードの苦手意識を減らそう

今日の目標

今日は、難しいプログラムを作ることが目的ではありません。

今日の目標は、次の1つです。

Visual Studioの候補機能を使いながら、C#の入力に慣れること

Visual Studioには、入力を助けてくれる機能があります。

それを インテリセンス といいます。

プログラミングでは、最初からすべてを暗記して、正確に手入力する必要はありません。

途中まで入力し、候補を見ながら選んでいくことも、立派なプログラミングの作業です。

今日は、次の1行を何度も入力して、少しずつ慣れていきます。

Console.WriteLine("こんにちは");

なぜ入力練習をするのか

プログラミング初心者のうちは、次のような不安が出やすいです。

  • 英語の入力が苦手
  • 大文字と小文字が不安
  • 記号の場所がわからない
  • エラーが出ると怖い
  • どこまで打てばいいかわからない
  • 全部覚えないといけない気がする

でも、最初から全部覚える必要はありません。

Visual Studioは、途中まで入力すると候補を表示してくれます。

その候補から選べば、すべてを手で打たなくても入力できます。

今日は、覚える練習ではなく、候補から選ぶ練習をします。


新しいプロジェクトを作る

まず、Visual Studioを起動します。

最初の画面で、次をクリックします。

新しいプロジェクトの作成

検索欄に、次のように入力します。

コンソール

または、英語で次のように入力しても構いません。

Console

一覧の中から、次を選びます。

コンソール アプリ

このとき、言語が C# になっているものを選びます。

選べたら、[次へ] をクリックします。


プロジェクト名を決める

次に、プロジェクト名を入力します。

今回は、次の名前にしましょう。

ConsoleInputLesson01

プロジェクト名は、あとから見たときに何の練習かわかる名前にしておくと便利です。

今回は、

Console入力練習の1回目

という意味で、

ConsoleInputLesson01

にします。

場所は、先生の指示に従ってください。

特に指定がなければ、自分がわかりやすい場所で大丈夫です。

入力できたら、[次へ] をクリックします。


追加情報の画面

次に、追加情報の画面が表示されることがあります。

.NET のバージョンを選ぶ画面です。

授業では、先生の指示に合わせてください。

特に指定がなければ、最初から選ばれているもので大丈夫です。

設定を確認したら、[作成] をクリックします。


コードを書く画面を確認する

プロジェクトが作成されると、コードを書く画面が表示されます。

次のような内容が最初から書かれている場合があります。

Console.WriteLine("Hello, World!");

これは、Visual Studioが自動で用意してくれたサンプルです。

今回は、この行を使って練習してもよいですし、一度消してから自分で入力しても構いません。

今日の練習では、最終的に次の1行を入力できれば成功です。

Console.WriteLine("こんにちは");

今回練習する1行

今回練習するのは、次の1行です。

Console.WriteLine("こんにちは");

この1行は、画面に文字を表示する命令です。

実行すると、コンソール画面に次のように表示されます。

こんにちは

今は、細かい意味をすべて理解しなくても大丈夫です。

今日はまず、

この形を、インテリセンスを使いながら入力できるようになる

ことを目指します。


入力を分けて考える

次の1行を、いきなり全部打とうとしなくて大丈夫です。

Console.WriteLine("こんにちは");

次のように、部品に分けて練習します。

Console
.
WriteLine
(
"
こんにちは
;

実際の流れは、次のようになります。

  1. Console と入力する
  2. . を入力する
  3. WriteLine を選ぶ
  4. ( を入力する
  5. " を入力する
  6. 表示したい文字を入力する
  7. ; を付ける

ポイントは、全部を手で打つことではありません。

Visual Studioが候補や記号を補ってくれるところは、うまく利用します。


手順1:Console と入力する

まず、コードを書く場所にカーソルを置きます。

そして、次のように途中まで入力します。

Con

ここまで入力すると、Visual Studioが候補を出してくれます。

候補の中に、次の文字が表示されたら、それを選びます。

Console

選ぶ方法は、環境によって少し違いますが、多くの場合は次のどれかです。

  • Enterキー
  • Tabキー
  • 候補をクリック

最初はクリックでも大丈夫です。

慣れてきたら、EnterキーやTabキーで選べるようにしていきましょう。

入力後は、次のようになります。

Console

手順2:ドット . を入力する

次に、Console の後ろにドットを入力します。

Console.

この . は、

Consoleの中にある機能を使う

という意味です。

ドットを入力すると、また候補が表示されます。

ここで、Consoleが持っているいろいろな命令が候補として出てきます。


手順3:WriteLine を選ぶ

候補の中から、次の命令を探します。

WriteLine

候補が多い場合は、途中まで次のように入力します。

Wri

すると、候補が絞られて見つけやすくなります。

WriteLine を選ぶと、次のようになります。

Console.WriteLine

ここまでで、

ConsoleのWriteLineという機能を使う

ところまで入力できました。


手順4:左かっこ ( を入力する

次に、WriteLine の後ろに左かっこを入力します。

Console.WriteLine(

Visual Studioでは、多くの場合、左かっこ ( を入力すると、右かっこ ) が自動で表示されます。

画面上では、次のようになります。

Console.WriteLine()

カーソルは、左右のかっこの間に入ります。

Console.WriteLine(ここに入力する)

この () の中には、表示したい文字や値を書きます。

今回は文字を表示したいので、この中に文字を入れていきます。

自動で ) が入った場合は、自分で右かっこをもう一度入力しなくて大丈夫です。

右かっこを二重に入れてしまうと、次のようになります。

Console.WriteLine())

この形はエラーになります。

まずは、Visual Studioが自動で入れてくれた ) を利用しましょう。


手順5:ダブルクォーテーション “ を入力する

文字を表示する場合は、文字をダブルクォーテーションで囲みます。

Console.WriteLine() のかっこの中にカーソルを置き、ダブルクォーテーション " を入力します。

Visual Studioでは、多くの場合、" を1つ入力すると、もう1つの " が自動で表示されます。

画面上では、次のようになります。

Console.WriteLine("")

カーソルは、2つの " の間に入ります。

Console.WriteLine("ここに文字を入力する")

ここに表示したい文字を入力します。

Console.WriteLine("こんにちは")

自動で右側の " が入った場合は、自分でもう一度 " を入力しなくて大丈夫です。

次のように " が多くなると、エラーや意図しない表示の原因になります。

Console.WriteLine("こんにちは"");

手順6:セミコロン ; を付ける

最後に、行の終わりにセミコロンを付けます。

Console.WriteLine("こんにちは");

C#では、多くの命令の最後に ; を付けます。

セミコロンは、

この命令はここで終わりです

という印です。

これで1行が完成しました。


完成形

最終的に、次の1行が入力できれば成功です。

Console.WriteLine("こんにちは");

今日は、この1行を暗記することよりも、

候補を使いながら入力できたこと

が大事です。


実行して確認する

入力できたら、実行してみましょう。

画面上部の実行ボタンを押します。

または、キーボードで次を押します。

F5

コンソール画面に次のように表示されれば成功です。

こんにちは

表示を確認できたら、プログラムは成功です。


練習1:同じ形で3回入力する

次の3行を入力してみましょう。

Console.WriteLine("こんにちは");
Console.WriteLine("C#の練習です");
Console.WriteLine("入力に慣れていきましょう");

ポイントは、毎回すべてを手入力しようとしないことです。

次の流れを繰り返します。

  1. Con まで入力する
  2. Console を選ぶ
  3. . を入力する
  4. WriteLine を選ぶ
  5. ( を入力する
  6. " を入力する
  7. 文字を入力する
  8. ; を付ける

同じ形を何度も入力することで、少しずつ手が慣れていきます。


練習2:表示する文字だけ変える

次のように、文字の部分だけ変えて入力してみましょう。

Console.WriteLine("おはようございます");
Console.WriteLine("今日は晴れです");
Console.WriteLine("少しずつ慣れてきました");

この練習では、プログラムの形は同じです。

変わっているのは、" の中だけです。

Console.WriteLine("ここだけ変える");

この感覚が大切です。


練習3:自分の名前を表示する

次は、自分の名前を表示してみましょう。

Console.WriteLine("小西");

自分の名前に変えて入力してください。

例です。

Console.WriteLine("山田");
Console.WriteLine("佐藤");
Console.WriteLine("田中");

" の中を変えると、表示される文字も変わります。


練習4:コピーして文字だけ書き換える

入力が苦手な人は、毎回1行を最初から作るよりも、完成した行をコピーしてから、文字だけ変える練習も有効です。

まず、次の1行を入力します。

Console.WriteLine("こんにちは");

次に、この行をコピーして、下に貼り付けます。

Console.WriteLine("こんにちは");
Console.WriteLine("こんにちは");
Console.WriteLine("こんにちは");

そのあと、" の中だけ変えます。

Console.WriteLine("こんにちは");
Console.WriteLine("今日はC#を練習します");
Console.WriteLine("少しずつ入力に慣れます");

この練習では、C#の形を崩さずに、文字だけを変える感覚を身につけます。


よくある入力ミス

入力に慣れるまでは、エラーが出ても大丈夫です。

エラーは失敗ではありません。

コンピューターからの、

ここを直してね

という合図です。


ミス1:セミコロンを忘れる

間違い例です。

Console.WriteLine("こんにちは")

正しくは、最後に ; が必要です。

Console.WriteLine("こんにちは");

ミス2:ダブルクォーテーションを片方だけ忘れる

間違い例です。

Console.WriteLine("こんにちは);

正しくは、文字の前後を " で囲みます。

Console.WriteLine("こんにちは");

ただし、Visual Studioが自動で右側の " を入れてくれることがあります。

その場合は、自分でもう一度入力しないようにしましょう。


ミス3:ダブルクォーテーションを多く入れてしまう

間違い例です。

Console.WriteLine("こんにちは"");

正しくは、次の形です。

Console.WriteLine("こんにちは");

" は、文字列の前と後ろに1つずつあれば大丈夫です。


ミス4:丸かっこを忘れる

間違い例です。

Console.WriteLine "こんにちは";

正しくは、WriteLine の後ろに () が必要です。

Console.WriteLine("こんにちは");

ミス5:右かっこを多く入れてしまう

間違い例です。

Console.WriteLine("こんにちは"));

正しくは、次の形です。

Console.WriteLine("こんにちは");

Visual Studioが自動で ) を入れてくれる場合は、自分で追加しすぎないようにしましょう。


ミス6:ドットを忘れる

間違い例です。

Console WriteLine("こんにちは");

正しくは、Console と WriteLine の間に . が必要です。

Console.WriteLine("こんにちは");

ミス7:大文字と小文字が違う

間違い例です。

console.writeline("こんにちは");

正しくは、次のように書きます。

Console.WriteLine("こんにちは");

C#では、大文字と小文字が区別されます。

ただし、インテリセンスを使えば、正しい候補を選びやすくなります。


今日の大事な考え方

プログラミングは、すべてを暗記して打つ作業ではありません。

大事なのは、次の流れに慣れることです。

  1. 少し入力する
  2. 候補を見る
  3. 正しいものを選ぶ
  4. 自動補完を利用する
  5. 必要な記号を付ける
  6. 実行して確認する

最初はゆっくりで大丈夫です。

速く打つことよりも、

正しい形を候補から選べること

が大切です。


今日のゴール

今日のゴールは、次の1行をインテリセンスを使いながら入力できることです。

Console.WriteLine("こんにちは");

さらに余裕があれば、文字を変えて何行か入力してみましょう。

Console.WriteLine("C#を学習中です");
Console.WriteLine("少しずつ慣れていきます");
Console.WriteLine("エラーが出ても大丈夫です");

今日は、難しいことを覚える日ではありません。

キーボードとVisual Studioに慣れる日

です。


今日できるようになったこと

✅ コンソールアプリのプロジェクトを作成できた

✅ プロジェクト名を付けることができた

✅ コードを書く画面を確認できた

✅ インテリセンスの候補を使って入力できた

✅ Console を候補から選べた

✅ WriteLine を候補から選べた

✅ " や () の自動補完を確認できた

✅ Console.WriteLine("こんにちは"); を入力できた

✅ 文字を変えて表示できた

✅ よくある入力ミスを確認できた


次回予告

次回から、いよいよWinFormsに入ります。

次回は、C#で画面のあるアプリを作ってみます。

コードをたくさん書くのではなく、まずは空の画面アプリを起動します。

今日のConsoleでは、文字を表示しました。

次回は、Windowsアプリの画面そのものを表示してみましょう。

訪問数 19 回, 今日の訪問数 19回

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