残り1か月を切りました ~今、何を優先するべきか~
情報処理(プログラマー)コースも、いよいよ終盤です。
カレンダー上では修了日まで残り約1か月、訓練日ベースでは残り十数日となりました。
ここで一度、現在地を整理してみましょう。
これまで学んできたこと
このコースでは、
- 情報処理基礎
- 情報処理応用
- C#
- オブジェクト指向
- Unity
- Git / GitHub
- チーム開発
- 就職支援
など、多くの内容を学んできました。
5か月前と比較すると、
- Visual Studio を触ったことがなかった人
- GitHub を知らなかった人
- C# を書いたことがなかった人
も、今では個人制作に取り組んでいます。
これは決して小さな成長ではありません。
これからは「自分が主役になる期間」
残り期間は、「知識を詰め込む時間」から「実力を試す時間」へのシフトです。
実際の仕事でも、
- 本を読んだから評価される
- セミナーを受けたから評価される
わけではありません。評価されるのは、
- 作ったもの
- 取り組み方
- 周囲との関わり方
です。
就職活動で見られるもの
就職先はプログラマーだけとは限りません。
しかし、どの職種でも共通して見られることがあります。
それは、自分の仕事を整理して、人に伝える力です。
- 作業内容をまとめられるか
- 経緯や理由を残せるか
- 他の人が見てわかる形にできるか
READMEを書く・commitメッセージを残す・課題を管理する、といった行動は、その力を証明するものです。
プログラミングの世界に限らず、これは社会人として求められる基本です。
成果物から伝わるもの
「すごい作品さえあれば就職できる」と思っている人がいるかもしれません。
もちろん作品の品質は大切です。しかし企業は、完成品だけを見ているわけではありません。
作品を通して「整理して伝える力」が見えるのが、次のような点です。
- READMEが整理されている
- commitが継続されている
- 課題管理ができている
- 発表で説明できる
こうした部分から、その人が仕事をどう進めるかを見ています。
前のセクションで触れた「整理して伝える力」は、まさにここに現れます。
今の時期に優先してほしいこと
1. READMEを整備する
READMEに何を書くべきか迷ったら、Unity個人制作の発表会ガイド – READMEを「発表の裏付け」にするを参考にしてください。
2. GitHubを継続する
毎日でなくても構いません。
ただし、「とりあえずcommit」は逆効果です。
何かを変えた理由、何を直したか、後から見て意味がわかるcommitを積み重ねましょう。
「継続していること」と「内容があること」、両方が重要です。
3. 発表準備を進める
発表は作品紹介ではありません。自分が、
- 何を考えたか
- 何に苦労したか
- どう解決したか
を伝える場です。
4. 就職活動を進める
制作だけに集中しすぎると、応募が遅れます。
作品と就職活動は並行して進めましょう。
生成AI時代だからこそ重要になること
今は、ChatGPT・Gemini・Claude・Copilotなどを利用すれば、コードはかなり生成できます。
しかし、AIがコードを書く時代になっても、
- 何を作るか
- どのように作るか
- なぜその設計にしたか
- どのように説明するか
は人間の仕事です。AIが答えを出しても、最終的に責任を持つのは開発者です。
AIを使ったことを、隠さず示す
もう一点、付け加えておきます。
「AIを使って作った」という事実は、隠すことではなく、示せる強みになってきています。
採用担当者が今確認したいのは、
- AIを使いながらも、コードの意味を説明できるか
- どこにAIを使い、どこを自分で判断したかがわかるか
- ツールを活用しながら成果を出せる人かどうか
READMEや発表の中に、「○○の部分はAIを使い、出力結果をこう確認・修正した」という一文が入れられるなら、それは思考プロセスの可視化であり、評価の対象になります。
「AIを使ったから自分の実力ではない」と思う必要はありません。
使いこなした過程そのものが、あなたの実力です。
最後に
実は、このクラスは自分で考えて動ける人が多いと感じています。
困ったとき、すぐに答えを求めるのではなく、まず自分で調べて試してみる。
そういう姿勢が、すでに身についている人が多い。
これは当たり前のことではありません。
その力は、プログラマーになってからも、そうでなくても、これからの人生でずっと役に立ちます。
残り1か月、その姿勢を最後まで持ち続けてください。
残り約1か月です。
まだ1か月あります。
しかし、もう1か月しかありません。
ここからは、講師に教わる時間よりも、自分で考え、調べ、試し、形にする時間の方が重要になります。
修了時に、「思ったほど完成しなかった」ではなく、「自分でここまで作れるようになった」と言える1か月にしていきましょう。






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