Visual StudioなしでC#を始める:ブラウザだけで学べるMicrosoft Learn入門
「C#を勉強したいけれど、Visual Studioをインストールできない」「学校や共有パソコンなので、開発環境を自由に追加できない」という方でも、C#の学習をあきらめる必要はありません。
Microsoft Learnには、ブラウザだけでC#のコードを書き、実行しながら学べる無料教材が用意されています。この記事では、初心者におすすめの2つの教材と、迷いにくい学習順を紹介します。

まず知っておきたいこと
C#の学習というとVisual Studioのインストールを思い浮かべますが、最初から必須というわけではありません。Microsoft Learnの教材では、説明を読み、例を確認し、ブラウザ上の実行環境を使いながら学習できます。
対話型チュートリアルではGitHub Codespacesを利用できます。GitHub Codespacesを使う場合は、無料のGitHubアカウントが必要です。
おすすめ1:C#対話型チュートリアル
C# 対話型チュートリアル(Microsoft Learn)
短いコードを実際に動かしながら、C#の仕組みを順番に体験できる教材です。プログラミングが初めての方は「Hello world」から始め、その後のレッスンを順番に進めるのがおすすめです。
学べる主な内容
- Hello world:最初のC#プログラムと文字列の扱い
- C#の数値:数値型、計算、丸めの基本
- タプルと型:タプル、レコード、構造体、クラス
- 分岐とループ:条件によって処理を変える方法と繰り返し
- リスト コレクション:データの追加、削除、検索、並べ替え
- パターン マッチング:データを調べ、条件に応じて判断する方法
各レッスンは前の内容を土台にしているため、未経験者は上から順番に取り組むと理解しやすくなります。ほかのプログラミング言語を経験している方は、必要なところだけ選んで進めてもよいでしょう。
おすすめ2:初心者向けC#学習コース
初心者向けC#学習コース:C#を使用して最初のコードを記述する
こちらは初級者向けのラーニングパスです。前提知識は不要で、C#を使って簡単なアプリケーションを作るために必要な基本構文と考え方を、6つのモジュールで学びます。
6つのモジュール
- 最初のC#コードを記述する
- リテラル値と変数を使ってデータを保存・取得する
- 文字列を見やすく書式設定する
- 数値に対する基本的な計算を行う
- 学生の成績を計算して表示するガイド付きプロジェクト
- 最終GPAを計算するガイド付きプロジェクト
前半で文法の基本を学び、後半で小さな課題に取り組む構成です。「説明を読んだだけでは身についた気がしない」という方にも向いています。
どちらから始めればよい?
完全な初心者には、次の順番がおすすめです。

- 初心者向けC#学習コースの最初のモジュールで、コードを書く感覚をつかむ
- 変数、文字列、数値計算のモジュールを順番に進める
- ガイド付きプロジェクトで、学んだ内容を組み合わせる
- C#対話型チュートリアルで、分岐、ループ、リスト、型などへ学習範囲を広げる
一方、すでにほかの言語を学んだ経験がある方は、対話型チュートリアルから入り、知らない項目を中心に進める方法も効率的です。
ブラウザ学習を続けるコツ
- コードを眺めるだけにしない:必ず実行し、表示された結果を確認する
- 数値や文字を変えて試す:例を少し変更すると、各命令の役割が見えやすくなる
- エラーを怖がらない:元のコードと見比べ、記号や大文字・小文字を確認する
- 一度に進めすぎない:1日1モジュールなど、小さな区切りで継続する
- 学習記録を残す:覚えたことや間違えた点を短くメモする
注意点
ブラウザだけでもC#の文法や考え方は十分に学べます。ただし、Windowsの画面アプリ、Unity、本格的なWebアプリなどを作る段階では、それぞれに合った開発環境が必要になることがあります。
まずはインストールの問題で立ち止まらず、Microsoft Learnで「コードを書いて動かす」体験を始めてみましょう。基礎を身につけておけば、後からVisual Studioなどの開発環境を使えるようになったときも、スムーズに次のステップへ進めます。









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